『チャイナタウン』S・J・ローザン 創元推理文庫

2011-04-30

☆☆☆☆

旧正月を控えて賑わうチャイナタウンの美術館から貴重な磁器が消えた。盗品発見を依頼された探偵リディアはパートタイムのパートナーたるビルを相棒に、街を仕切る中国人ギャングと美術品業界の調査に着手。だが、事件の周辺からは二重三重の謎が湧き出してくる。28歳の潑剌とした中国人女性が、年齢も育ちもかけ離れた白人の先輩探偵と展開する心躍る活躍。清新な才能の誕生! 内容紹介より



シリーズ第一作目。ご存知のとおり本シリーズは、一作ごとに中国系アメリカ人のリディアと白人男性ビルの二人が交互にメインになり、ストーリーを展開する形式をとっています。わたしはこれまでビルがメインの回しか読んでこなかった(ビルがメインの回の方が面白いとの話をどこかで耳にしたため)ので、今回、リディアという女性の目でこのコンビを見て新鮮に感じました。このシリーズには、人種が異なる男女がパートナーを組む意外に、特に斬新な要素があるわけではなく、かえって伝統的な私立探偵小説であると思います。ただ、リディアメインの回においては、純粋なハードボイルドではなくて、中国人社会とそこに帰属するリディアの家族が重要なファンクターになっているので、こういうところはコージーミステリの雰囲気も持ち合わせているわけです(ローラ・リップマンのテス・モナハン・シリーズのように)。作品としては、かなりよくプロットが練られているとともに、複合性を持たせてあるように感じました。別の作品の感想でも書きましたけれど、このコンビのいちゃついているみたいな言葉でのふざけ合いがちょっと鬱陶しいのは今回も。

『ピアノ・ソナタ』S・J・ローザン 創元推理文庫
『どこよりも冷たいところ』S・J・ローザン 創元推理文庫
『春を待つ谷間で』S・J・ローザン 創元推理文庫




チャイナタウン (創元推理文庫)チャイナタウン (創元推理文庫)
(1997/11)
S・J・ローザン

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

『鉛を呑まされた男』ジャン=フランソワ・パロ ランダムハウス講談社

2011-04-26

Tag :

☆☆☆☆

1761年パリ。ルイ15世の娘アデライード王女の側近であるリュイセック伯爵の館で、変死体が発見された。醜くしぼんだ老人のような遺体は、なんと伯爵の若き子息のものだった。現場は密室で、伯爵も息子は自殺したのだと主張するが、警視ニコラは殺人だと直感する。伯爵は何を隠そうとしているのか?持ち前の妄想力と正義感で捜査を始めたニコラは、事件の裏に、ある秘密組織の存在を嗅ぎつけ……。人気シリーズ第2弾! 内容紹介より



〈ニコラ警視の事件〉シリーズの第二作目、第一作目『ブラン・マントー通りの謎』は未読です。
川岸での出来事や盗難事件などが、すべて殺人事件に関係してくる展開が都合良すぎるきらいがありますけれど、それも時代ミステリらしい雰囲気にあっているように感じました。だいたいこういう時代ミステリにおいて、主人公は「御上」から、その人柄や能力を見込まれ、気に入られて庇護を受けているパターンが多いと思いますが、本シリーズの主人公もルイ15世に第一作目の活躍で目をかけられ、まだ若い身空でありながら王命捜査担当警視に抜擢されています。さらに、彼に惹かれる人物たちが周りに増えていくというお馴染みのパターンもあって、これは度が過ぎると、回が進むごとに周囲に有力な味方ばっかり大勢いるという甘くて緩い状況に陥る危険性があるので、そのあたりは気を付けてメリハリを利かせて欲しいところです。
ストーリーは、事件の被害者が鉛を呑まされて殺害されていることが判明し、また、その母親まで殺される、何か猟奇的な様相を帯びてきますが、それ以降は、細かな事件や出来事が発生し、その聴き取りなどの捜査活動に展開して、奇怪な方向には進みませんでした。終盤での事件解決の場面が、犯人の自供のみに終始し、犯人逮捕の瞬間などのクライマックスな場面がなくて物足りない感じで残念でした。




鉛を呑まされた男 ニコラ警視の事件2 (ランダムハウス講談社文庫)鉛を呑まされた男 ニコラ警視の事件2 (ランダムハウス講談社文庫)
(2009/08/10)
ジャン=フランソワ パロ

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

『チャーム・シティ』ローラ・リップマン ハヤカワ文庫

2011-04-22

☆☆☆

いくら元新聞記者で好奇心を抑えられないとはいえ、テスだって厄介事に関わる気はなかった。が、入院中の伯父に代わりグレイハウンドを預かったとたん、謎の男たちにつきまとわれるようになったのだ。さらに没になったはずの実業家の過去を暴いた記事が、何者かの操作で掲載されるという事件が起き、新聞社から調査の依頼が……アメリカ探偵作家クラブ賞、アメリカ私立探偵作家クラブ賞に輝いた魅力たっぷりの新シリーズ 内容紹介より



いまさらですけれど、本書は〈テス・モナハン・シリーズ〉の第二作目、第一作目は『ボルチモア・ブルース』で、日本では刊行順が逆なのですね。今回も、面と向かって言う訳じゃなく、胸に秘める形で表されるヒロインの若干攻撃的とも思える減らず口が、やっぱり個人的に気になってしまいました。たとえば、「動物に話しかけたり、甘やかしたりする人」を理解できないと言い放ってみたり、犬の救護グループにいる「ジーンズに犬の毛をたくさん着けた女性」を想像して、気持ち悪いと思ってみたりして、こういうところが軽く気に障るのです。これも実際に口に出すわけじゃないけど、他人の髪の色を「希釈した尿」に例えるものか?普通。これに限らず、深みを感じさせないヒロインの造形が苦手です。暴露記事の誤掲載事件と怪しい男たちに付きまとわれる事件のふたつがリンクしていなかったこともやや不満に感じました。探偵ものとコージーミステリをミックスしたような展開は結構好きなんですけど。

『スタンド・アローン』ローラ・リップマン ハヤカワ文庫
『ストレンジ・シティ』ローラ・リップマン ハヤカワ文庫




チャーム・シティ (ハヤカワ・ミステリ文庫)チャーム・シティ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(1999/03)
ローラ・リップマン

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

『わたしとそっくりな顔をした男』サミュエル・W・テイラー 新樹社

2011-04-18

Tag :

☆☆☆☆

ある日、勤務先から自宅に帰ると、目の前に自分とそっくりの男がいた...。男はわたしになりかわり、わたしをだれかに仕立てあげようとしていたのだ。追われる身となったわたしはなんとかして身元をあきらかにしなければ...。スリルとサスペンスのジェットコースター・ミステリ。 内容紹介より



主人公が自宅に帰ると自分と瓜二つの男がいて、彼を偽者だと言い張り、妻や共同経営者の義兄らもその男こそが主人公だと証言し、さらに愛犬までもが主人公に襲いかかるはめに。本文中でも主人公が陥った事態を“荒唐無稽”と言い表しているように奇想天外な話ですが、読んでいて疑問に思う部分、あるいは、こうすれば身元を証明できるのではないかという方法、つまり指紋照合や歯の治療歴などの手段が主人公にとって細かく潰されて、読み手も納得するようなある程度のリアリティを持たせてあります。そしてまた、どうして愛犬が飼い主を襲ったのかもちゃんと後半において説明してあります。
それにしても、遠大で途方もない設定であることには違いないのですけれど、一見バカミスっぽいにも関わらず微妙なバランスで踏み止まり、奇想天外さが作品にエンターテインメントとしての魅力を与えているように感じました。1948年作で、その時代らしいサスペンス小説だと思います。河合朋子氏の訳者あとがきによりますと、映画化されたみたいですが不評だったみたいです。ヒッチコックに似合いそうな作品に感じました。




わたしとそっくりの顔をした男 (Shinjusha mystery)わたしとそっくりの顔をした男 (Shinjusha mystery)
(1998/08)
サミュエル・W テイラー

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

『キャロットケーキがだましている』ジョアン・フルーク ヴィレッジブックス

2011-04-15

☆☆

相変わらずお菓子づくりや人付き合いに忙しいハンナ。今回は共同経営者のリサとその夫ハーブの親戚百人が集まる大パーティのお手伝いもあって、てんてこま い。あまりかまってやれないせいか、愛猫モシェもまた様子が変だし……。それでもリサたちにはうれしい驚きがあった。長いあいだ行方不明になっていたガス叔 父が、ひょっこり帰ってきたのだ!だが再会を喜ぶまもなく、ハンナはガスの死体を発見する羽目に。事件を解決するのは当然彼女の役目とばかり、人々はハン ナの元へ次から次へとやってきて、意外な情報をもたらしてくれるのだけれど―。好評シリーズ、ついに10巻目! 内容紹介より



ミステリに関し良い具合に緩くなる一方のこのシリーズ。マンネリという安定期に入って来たのか、複雑怪奇なミステリを読む気分じゃないときに構えずに読めて重宝しています。さて、このシリーズに限らず、だいたいコージーミステリの作者は一般的にイベント好きな傾向にあると思うのですけれど、今回は主人公の共同経営者の盛大な親族会が舞台になっています。そこで殺害された男性の知られざる身体的特徴について、主人公の母親を含めた幾人もの女性が内密に主人公に告げてくる場面が笑いどころでしょうか。あとは、本シリーズお決まりのお菓子の話題と、相変わらずいつまでも引っ張る、ふたりの男性の間で揺れる女心といったところです。特に本書においては妙な小細工もなく、前述のお決まりの展開が主題を浮き立たせている印象で、全体にすっきりして分かりやすい構成でした。但し、それはあくまでシリーズ愛(?)読者について言えることであって、初めての読者にとっては薄味に感じるかもしれません。

タグ:ジョアン・フルーク




キャロットケーキがだましている (ヴィレッジブックス)キャロットケーキがだましている (ヴィレッジブックス)
(2009/10/20)
ジョアン・フルーク

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

『見知らぬ乗客』パトリシア・ハイスミス 角川文庫

2011-04-10

Tag :

☆☆☆☆

新進建築家ガイは、妻と離婚するため故郷へ向かう列車の中で一人の青年と出会う。チャールスと名乗る男は、富豪の息子で、父を偏執的に嫌悪していた。狂気じみたように父を語る彼に、ガイはふと、妻とのトラブルに悩んでいると打ち明ける。彼の妻ミリアムは、他人の子供を身ごもりながら、離婚に応じようとしない、と。ガイに同情したチャールスは、驚くべき計画を持ちかける。彼がガイの妻を殺すかわりに、ガイに自分の父を殺してくれというのだ……。特殊な状況に置かれた人間たちの心理と行動を綿密に描き出した、ハイスミスの処女長編、待望の復刊! 内容紹介より



普段はあまり好みではない、ねちねちというかどろどろというか、そんなサスペンス作品が読みたくなって、本書を再読しました。
やはり精神的にくるものがありますけれど、以前読んだときよりはマシ。やはり娯楽性の高いじわじわ系のサスペンス作品を読みつけていると次第に耐性ができてしまうのでしょうか。そこは著者の持つ、あるいは作者が志した「文学性」が面に表れているのかも。もしルース・レンデルだったらよりエンターテインメントとしてのサスペンス性を追求し高めていたでしょう。本書は、ミステリからしたら「文学」よりだし、また「文学」として読んだらミステリよりに感じられる中途半端な位置づけにあるのかもしれません。つまりミステリ読みにとっては、交換殺人というプロットが一般的なものなった今、若干のもどかしさを覚えてしまいます。

交換殺人をテーマにした作品
『不完全な他人』スチュアート・ウッズ 角川文庫




見知らぬ乗客 (角川文庫)見知らぬ乗客 (角川文庫)
(1998/09)
パトリシア ハイスミス

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

『カーデュラ探偵社』ジャック・リッチー 河出文庫

2011-04-02

Tag : 短編集

☆☆☆☆

超人的な力と鋭い頭脳で難事件を解決する、黒服の私立探偵。ただし営業時間は夜間のみ。その正体は ― 短編の名手リッチーが生んだユニークな名探偵カーデュラ・シリーズを全作収録した世界初の完全版〈カーデュラの事件簿〉。さらに「いい殺し屋を雇うなら」「さかさまの世界」など五篇を新訳で贈る。 ◎解説=羽柴壮一 内容紹介よりに



「キッド・カーデュラ」「カーデュラ探偵社」「カーデュラ救助に行く」「カーデュラと盗癖者」「カーデュラの逆襲」「カーデュラ野球場へ行く」「カーデュラと鍵のかかった部屋」「カーデュラと昨日消えた男」「無痛抜歯法」「いい殺し屋を雇うなら」「くずかご」「さかさまの世界」「トニーのために歌おう」
カーデュラ・シリーズ八篇とノン・シリーズもの五作を収録。

どの作品も意外性を突いていたり、手が込んでいたり、小さなひねりを二重に利かせていたりしていて、ショート・ショートに近い短編ながら完成度か高いです。カーデュラ・シリーズはドラキュラ伯爵を主人公にしながらも、吸血鬼の部分を掘り下げて説明していないところが粋だし、アメリカ的なしつこくてくどい笑いじゃなく、イギリス的な渋いブラックな笑いのセンスを感じました。特に「カーデュラの逆襲」では、ヴァンパイア・ハンターへの恨みのはらし方が笑いを伴う残酷さをそなえていて秀逸です。また、(個人的に、リッチーよりもプロットが単純な作品を書いていると思う)エドワード・D・ホックが誉めた(羽柴壮一氏解説より)という「カーデュラと鍵のかかった部屋」は、ホームズ並みの推理とどんでん返しが用意されている上に、さらにもうひとつのひねりが付け加えてある佳作ですし、まったく同じ事件が二度起きる「カーデュラ救助に行く」も巧みな小品です。そして、少年の推理が冴えて犯人が捕まるだろうという読者の予想を上回る結末が用意してある、ノン・シリーズものの「無痛抜歯法」も秀作です。




カーデュラ探偵社 (河出文庫)カーデュラ探偵社 (河出文庫)
(2010/09/03)
ジャック・リッチー

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

2011-04-02

Tag :

このたびの東日本大震災により被災された皆様、そのご家族、ご友人の方々に慎んでお見舞い申し上げます。また、一日も早い復興をこころよりお祈りいたします。

ブログの更新が途絶えたため、大変遅くなってしまい申し訳ありません。震災と個人的な事情でミステリ小説への読書欲及びブログの更新意欲がなくなったのと、節電にもなるので止めていました。被災地にいらっしゃる方々はまだまだ大変な日々が続いているので、わたしも無駄使いをせず募金など個人的にできることをして協力したいと思っています。

そしてブログのほうも今日からぼちぼち更新していきます。

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  • 海外ミステリなどの感想を誤字脱字、表現・文法間違いを交え、思い込みと偏見を持って書いています。そんな素晴らしいブログなのでリンクとか何でもフリーです。異次元、霊界、他惑星からもお気軽にどうぞ。

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