『暗闇の蝶』マーティン・ブース 新潮文庫

2014-09-29

Tag :

☆☆☆☆

イタリアの山奥、小さな町に私は移り住んだ。表向きは蝶を描く画家、地元の人にはミスター・バタフライと呼ばれている。しかし、実際は闇の世界の罪人。世界中を転々とし、一箇所に留まることはない。とはいえ、そろそろ潮時だ。あと一回だけ仕事を受けて、この町に落ち着こう。そんな折、謎の男が「私」を追い始める。一体誰が、何の目的で?幻の名作、美しきミステリの新訳。 内容紹介より



いまどきのジェットコースター的、デジタル調のエンターテインメントではなく、古風でアナログ感のある半分文芸作品のような物語でした。それとトレヴェニアンの『シブミ』、ピーター・メイルの一連のプロヴァンス物、ブライアン・ガーフィールドの『ホップスコッチ』などを思い出しました。主人公はプロの暗殺者ではなく、彼らに特別な銃を作製して提供する職人です。とにかく事件はなかなか起こらず、主人公が住むイタリアの町の様子、自然、住人との交流、情事、食べ物、飲み物、カトリック教について、独自の人生哲学、世界観そして追想が書き連ねてあります。そういう作品構成なので、やや独善的で俗物臭のするキャラクターとも相まって、本書への評価は分かれるかもしれません。また、ミステリ部分もかなりしょぼく、さらに血湧き肉躍る展開を期待して読むとがっかりするでしょう。わたしも傍白の多い文章がもったいぶっているように感じましたが、主人公の人間臭さの一面は彼を等身大に見せていて良かったのではないかと思いました。味わいのある良作です。




暗闇の蝶 (新潮文庫)暗闇の蝶 (新潮文庫)
(2011/01/28)
マーティン・ブース

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

『ディミティおばさま幽霊屋敷に行く』ナンシー・アサートン RHブックスプラス

2014-09-23

Tag :

☆☆☆

膨大な蔵書の鑑定を頼まれ、ひとり目的地へ向かったロリ。そこは地元で幽霊屋敷と悪評がある、古めかしい館だった。幽霊話の真相が気になりつつも鑑定を始めると、ロリは蔵書のなかに隠されていた古い紙片を発見。かつて館に住んでいた少女が、許されざる相手と密かに交わしていた恋文だった。館をすぐに出なさいという、ディミティおばさまの警告を無視し、ふたりの恋の行方をさぐることにすっかり夢中になるロリ。けれどすぐに後悔することになり……!? 内容紹介より



優しい幽霊シリーズ5。
シリーズタイトルに現されているように、一般的にはネガティブな印象を持たれている「幽霊」に対して、普段の幽霊との付き合い上、ヒロインは一家言を持っているわけですが、今回はそこを館にいる幽霊につけ込まれてしまうところから話が発展していきます。一昔前の悲運に陥った若い男女の成就しなかった恋愛が物語の核となり、ヒロインの身に起きた事故と彼女を救った男性、屋敷の幽霊騒ぎ、館に住む新婚の夫の不可解な行動がそこに絡んできます。そういうことでなかなか涙を誘う作品に仕上がっています。ただし、基本的なフォーマットと含まれるアイテムは、従来のこのような悲恋ものを踏襲した形であり、目新しさには欠ける印象を受けました。それから現実味の乏しいほどに初な女性がいたり、彼女と相思相愛の仲になる男性との関係も一時代前のように古めかしくかつステレオタイプに感じました。なにはともあれゴシックロマン風味のなかに、それとはまったく異質の現代的要素を仕込んでいるところに、作者の工夫を見ることは出来ますし、幽霊と交信できるというヒロインの能力を今回は特に活かした作品だと思います。

ナンシー・アサートン



ディミティおばさま幽霊屋敷に行く 優しい幽霊5 (RHブックス・プラス)ディミティおばさま幽霊屋敷に行く 優しい幽霊5 (RHブックス・プラス)
(2011/03/10)
ナンシー・アサートン

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

『終わりなき負債』C・S・フォレスター 小学館

2014-09-19

Tag :

☆☆☆☆

借金に追われる銀行員マーブル氏はある日、海外での事業に成功した甥の訪問を受ける。彼の財産に惑わされ、甥の金を詐取したマーブル氏は、その金で自分の理想とする生活を築き上げようとするが……。海洋冒険小説「ホーンブロワー・シリーズ」で世界的人気を得た作者が放つ異色ミステリ。三十年代のミステリ勃興期に、犯罪小説の分野でリアルな人間像を創造し、ジュリアン・シモンズやドロシー・セイヤーズなどの絶賛を浴びた長編。英米ミステリ・ベストに輝く名作の本邦初訳、ついに登場。 内容紹介より



犯罪を犯した人物が犯行後に陥った精神状態、そして、それが周囲に及ぼす影響をテーマに描いた作品なのですけれど、犯行後に比べて犯行前の描写がかなり少ないため、あまりに呆気なくて、重大な犯罪を犯すほどに追い詰められた主人公の心理状態がそれほど伝わってきませんでした。それから、被害者である従兄の訪問の件が主人公の子供たちにとって、何らかの伏線となって後日回収されるのかと思っていたら、まったく彼らの口に上らないというのも物足りなく感じました。
ただ、綿々と綴られる犯行後の主人公の切迫した心理状況については、充分に読み手に迫ってきて身に詰まされる気がしますし、ただただ従順な妻と主人公の関係の微妙な変化はストーリーに奇妙なアクセントを与えています。いつどうやった形で犯行が露見するのかというサスペンス性を保ったミステリであり、非常に皮肉なラストを迎える意外性のある作品です。犯罪は割に合わない的な、犯人の心理描写に重点を置く犯罪小説はたくさんあると思いますが、それでも一種独特の滑稽さと悲哀をそなえた印象に残る古典だと思います。




終わりなき負債 (SHOGAKUKAN MYSTERY―クラシック・クライム・コレクション)終わりなき負債 (SHOGAKUKAN MYSTERY―クラシック・クライム・コレクション)
(2003/12)
C・S.・フォレスター

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

『バッドタイム・ブルース』オリヴァー・ハリス ハヤカワ文庫HM

2014-09-15

Tag :

☆☆☆☆

人間、追い詰められれば妙案が浮かぶものだ。ギャンブルに取り憑かれて借金を重ねた刑事ニック。とうとう住む場所も失い、所持金も底をついた。もはやこれまでと覚悟を決めたとき、高級住宅地に一人住まいの金持ちが行方不明との一報が入る。担当をゲットしたニックは、要領よく金持ちの留守邸で寝泊まりするうち、彼に隠し財産があることを嗅ぎつける……事件を追いつつ、横領計画を進める、前代未聞の怪ヒーロー現る 内容紹介より



警察ミステリとコンゲームが同時進行で楽しめる珍しい作品でした。借金漬けの上に、仕事でもトラブルを抱えて免職寸前の三十八歳の刑事が主人公です。人生の崖っぷちを歩きつつ、まったくと言っていいほど良心の呵責を感じさせずに、彼が平然と仕出かす違法行為、職権乱用、逸脱行為が痛快です。しかも、その様がスラップスティックではなく、シリアスな体裁をとっているところも秀逸でした。主人公は一介の刑事といっても強大な警察機構の一員なので、バッジをちらつかせればほとんどどこでも出入り自由であり、そのネットワークにアクセスすれば様々な情報も手軽に手に入れられます。しかも、いかがわしい地域出身の叩き上げの刑事なので裏の社会にも顔が利くという設定です。彼は行方不明になった金持ちの調査を行うとともに、そのアドバンテージを活かして行方不明者の財産を横領する計画進めていきますが、その金持ちに関わった人間が次々に殺されるという展開になります。やがて主人公自身も大掛かりなゲームに巻き込まれていることを知り……。
作者が目論む秘めたプロットは結構早いうちに、大まかながら見当が付きますが、こちらの予想を裏切る真犯人は意外でした。しかし、真犯人の物足りなさと登場機会の少なさは、読者に与えるインパクトの点から見てもったいない気がします。もっと別の角度から犯人の心理を現すような場面を多めに用意しておけば良かったのではないでしょうか。ちょっと現実離れをしていても、とにかく破天荒な警察官を描いた秀作です。




バッドタイム・ブルース 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕バッドタイム・ブルース 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕
(2013/07/10)
オリヴァー・ハリス

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

『アガサ・レーズンの完璧な裏庭』M・C・ビートン コージーブックス

2014-09-11

Tag :

☆☆☆                                                                                                   

容姿も家事も完璧。ガーデニングまで得意な未亡人メアリーが引っ越してきて、小さな村の住人たちは美しい新参者に夢中になった、とくに、アガサの隣人ジェームズは彼女にご執心の様子。恋敵の登場で闘争心に火がついたアガサは、ガーデニング・コンテストで入賞して村のみんなをあっと言わせようと、苦手なガーデニングに挑戦することに。ところが、いつもの変な意地を張ったせいで、またもや「ズル」をしなければならない状況に追いこまれてしまい……。おりしも村では、自慢の庭が次々と荒らされる奇妙な事件が発生。人気を取り戻したい一心でアガサは犯人捜しに乗り出すのが、そのときはこれが悲劇の幕開けとは夢にも思わず……!? 人気シリーズ第3弾! 内容紹介より

                                                                     〈英国ちいさな村の謎〉シリーズ三作目。第二作目の『アガサ・レーズンとネコ泥棒』は未読です。 第一作目と比べると、強情さや辛口な面が若干トーンダウンしているような感じがして残念です。このシリーズの魅力はなんといってもヒロインの強面ぶりが魅力なのですから。今回、村に彼女のライバルが出現しますが、実はこの人物、表向きは穏やかで親切な女性という印象を与えながら、内面は辛辣で意地悪な性格を秘めています。この二人が丁々はっしとやり合うシーンを期待していたものの、なんだか中途半端で残念でした。ただそのライバルの女性にも同情すべき理由を付けて、単なる悪女に仕立てていないところは評価すべきところだと思います。また、ヒロインの隣人への恋心が冷めてしまうなど、彼女の心の微妙な移ろいも上手く表わされていると思いました。しかし、殺人事件の被害者がまったく意外性のない予想通りにありきたりなこと、加害者がいかにもコージーミステリにありそうな工夫も何もない人物だったこと、こういうところがミステリ要素の面でみてみるとマイナスポイントだと思います。                                                             『アガサ・レーズンの困った料理』M・C・ビートン コージーブックス                                                                                                                                                            
アガサ・レーズンの完璧な裏庭 (コージーブックス)アガサ・レーズンの完璧な裏庭 (コージーブックス)
(2013/07/10)
M・C・ ビートン

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

『氷のなかの処女』エリス・ピーターズ 光文社文庫

2014-09-07

Tag :

☆☆☆☆

―12世紀も半ばに差しかかろうというイングランド。フランスに追いやられていた女帝モードは、捲土重来、ウスターを攻め始めた。ところが逃げ惑う避難民のなかから、貴族の姉弟の姿が消えていた。密かに捜索を進めていたカドフェルは弟を保護するが、その帰途、氷のなかで凍りついた死美人を発見する。はたして彼女が消えた姉なのか……。シリーズには珍しく、派手な戦闘シーンも登場する、人気シリーズ6作目。 内容紹介より



5作目の『死への婚礼』は、以前読んだことがあるのでスキップして本書を読みました。
相変わらずの安定の面白さです。しかし、さすがに6作品も読むとシリーズを通してのおおまかな設定に慣れたというか、やや飽きてきたような気がしました。つまり、とにかくカドフェルの保護を受ける状況に陥った人物たちが、一様にいわゆる“きれいな心の持ち主”というのがその原因なんじゃないかと思います。シリーズを読み進むに連れて、これから違ったケーズが出てくるのかもしれませんけれど……。
物語は、戦乱に乗じた強盗団が近隣を荒らしまわるなか、瀕死の重傷を負った修道士、行方不明になった姉弟、凍りついた川で見つかった女性の遺体、これらの人物にまつわる謎を錯綜する人間関係を解きながらカドフェルが明らかにしていくという展開です。ミスリードを添えつつの真犯人の意外性、また、それを上回る大きなサプライズも用意してありました。

エリス・ピーターズ




氷のなかの処女―修道士カドフェルシリーズ〈6〉 (光文社文庫)氷のなかの処女―修道士カドフェルシリーズ〈6〉 (光文社文庫)
(2003/11/12)
エリス・ピーターズ

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

『清掃魔』ポール・クリーヴ 柏書房

2014-09-03

Tag :

☆☆☆☆

俺のコピーキャットは誰だ。許さん。天使の街クライストチャーチの警察署で掃除夫として働く「のろまのジョー」は、自分の模倣犯を放置できなかった。そう、障碍者を装うジョーの素顔は、クライストチャーチ・カーヴァーと怖れられる、無慈悲なシリアル・キラーなのだ。金魚だけが友達の暮らし、陽光降り注ぐ夢のない街、過干渉の母親、そんな日々の中で膨らむ孤独な妄想。尊大極まる身勝手な意識が生む、自己合理化された正しい完全犯罪。しかし模倣犯探しによって、完璧なシナリオにも亀裂が生じるのだった……。2007年ドイツ・アマゾンのミステリー部門で年間ベストセラー第1位を獲得。現代世界の理由なき殺人を犯人の主観でリアルに描きこむ、ぐいぐい読める傑作ノワール小説。 内容紹介より



ニュージーランドの街を舞台にしたミステリを読むのは初めてです。
人口35万人ほどの街で、しかも狭い地域でこうも何度もやすやすと車を盗めるものなのかとか、殺人事件が起きた家にこんなに頻繁に出入りできるのだろうかだとか、いろいろ不自然なことにつっこみたくなりますけれど、パルプノワールですから、考えすぎずノリで読みましょう。物語は掃除夫であり連続殺人犯の主人公、亡くなった弟の姿を彼に投影して何かと世話を焼きたがるサリーという警察署の用務員、このふたりの視点から語られます。話はテンポよく進み、後半ダレそうになると警察ヲタクみたいな謎の女を登場させて波乱を起こし、事態が大きく動く、新しい展開へと持っていきます。そもそもなぜ主人公が連続殺人を犯すのかという動機についてですが、父親の自殺とか母親の過干渉とかの影響を匂わせてはいるけれど、そんな感傷性をなるべく排して、単にストレスの発散のためということにすることで、作品をドライに保っているところは評価すべきでしょう。まあ、とにかく主人公が胸糞悪い野郎なのは間違いないです。




清掃魔清掃魔
(2008/10/24)
ポール・クリーブ

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

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  • 海外ミステリなどの感想を誤字脱字、表現・文法間違いを交え、思い込みと偏見を持って書いています。そんな素晴らしいブログなのでリンクとか何でもフリーです。異次元、霊界、他惑星からもお気軽にどうぞ。

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