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「おれは私立探偵ジャック。いや、正確に言うと、ジャックの幽霊だ」なんて面白くない冗談―自分の経営するミステリ書店で売れっ子作家が急死。そして今度は幽霊のご登場?しかもこの幽霊こそが、死んだ作家の描いた主人公、私立探偵ジャック!? 半信半疑のまま書店主ペネロピーは幽霊の力を借り作家の死の真相に迫るが……!? 頭は切れるが体が動かない幽霊探偵と、体は動くが推理がいまいちのミステリ書店主の名コンビ誕生! 内容紹介より




凡百のいわゆる飲食系ミステリの亜種みたいなものでしょうか。但し、舞台はミステリ専門の本屋〈バイ・ザ・ブック〉です。しかし、G・ハートの〈デス・オン・ディマンド〉ものよりミステリ部分がかなり脆弱です。

幽霊になった探偵というアイデアはなかなか良いかもしれませんが、ストーリーもプロットも陳腐な感じ。ペネロピーの脳内で会話しているばかりで幽霊探偵を登場させた意味がないです。ヒロインへのアドバイスだけでなく、もっとポジティブに活躍させてほうが面白くなったように思いました。このシリーズは三作目まで出ているようで、その後主人公の二人がどう描かれていくのかが楽しみではあります。


ミステリ書店(1) 幽霊探偵からのメッセージ (ランダムハウス講談社文庫) ミステリ書店(1) 幽霊探偵からのメッセージ (ランダムハウス講談社文庫)
アリス・キンバリー (2006/01/22)
ランダムハウス講談社

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