妙な電話がかかってきたのは、大みそかのことだった。その男は、他人に知られたくない少女時代のあだ名や、処女喪失相手の名前まで知っていた! 35 歳のテレビレポーター、ロビン・ハドソンは、恐喝者に指定されたホテルの部屋へ向かってみるが、そのときすでに男は惨殺死体となっていた……。お騒がせレポーターのスラップスティックな探偵ぶりが愛くるしい、注目の新シリーズ。 内容紹介より
だらだらと時間をかけて読んでしまい、ちっとも集中できないまま読了。だから、だらだらとした感想をだらだらと書きます。
TVとか映画とかを舞台にしたミステリは、登場人物がカリカチュアされすぎて苦手なんです。なので、登場人物たちの誰が誰だかよく理解しないで、いい加減に読み終えてしまいました。だから何故邦題に「トレンチコート」と付いているのか分かりません。「だれかがアパートメントに侵入したとわかったのは、出ていったときより部屋がきちんとしていたせいだった」という台詞は個人的にツボでした。新潮社がカバーにわざわざ〈タルト・ノワール〉と銘打っているくらいですから、どちらかといえば女性向きな作品のような気がします。
ところどころ、どうでもいいような場面を詳細かつ小刻みに描写する傾向があるくらいで、可もなければ不可もない作品。
それにしても、あまり一般的とは言いがたい、この背表紙の色合い。新潮社か集英社みたいなお金持ちの会社しかオーダーできないのではなかろうか。
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